Note

現場へ

新しいものづくりの“現場”に行ってきました。

靴作りの拠点である浅草は東京にあるので、わからないことがあれば聞きにいけばいい距離。
いわば“足もとでのものづくり”で忘れかけていた感覚に触れたような気がしました。

遠い場所、泊まる余裕もない出張なので行く前は億劫になりましたが、帰りの電車は充足感であっという間。
zoomでの打ち合わせとか、やったことないから勝手がわからず…結果、行った方が早かった。
お互いの知識や経験、感覚の共有が十分でないなら“現場”に勝るものはないですね。

あと単純に海からは縁遠い場所で育ったので、やっぱ海みると心がすーっとなりますね。

合理化された展示会の仕組みの中とはいえ、バイヤーさんたちも皆この感覚を期待しながら、わざわざ遠い距離を何度も来てくれているよなとあらためて。(受注会出張とかでもいつも思います。)
じゃあうちの展示会に来てもらってこの充足感を感じるほどなにかを伝えられているか。新鮮味をもって感じてもらえているか、を考える。
ここ数ヶ月、作ることが楽しい/やりがいってシンプルに思えているんですが、作るだけではだめだってのがブランドのコンセプトだったりするので。
新しく作りたいものはありすぎますが一朝一夕に完成形にはならないので地道に。

それから、今年の受注会はオーダー可能なモデル/バリエーションを減らします。
1月末の1LDK AOYAMAからさっそく。
選択と集中、必要です。