徒然なるままに、T-dress
あれよあれよという間に、1月末。
年末は大晦日までバタバタと作業をしつつ、夕方から一人でマトリックス4を観にいって、サウナで締めました。
マトリックス、ただのやらされリブートだろうなーと思ってたら、「リブートってさんざん失敗してきて目も当てられないよね」って言ってしまうタイプの続編で驚きました。極私的な作品に仕上がっているのが過剰なファンサービスととるか、最高!ととるかはあなた次第って感じですが、僕は楽しかったです。
アニメ「平家物語」、毎週楽しみにしてます。美しい色に溢れてますね。日本史苦手だったんで、新鮮な気持ちで観てます。こうやって彩ってくれたら日本史も入ってきたのに!と思ったけど、 結局声優さんの名前ばっかり覚えて、人物名の漢字を間違えるだけに終わってたやろうなぁ。
そんなこんな言うてる間に、出来上がりました、T-Dress。ティードレス。
遅い人には先月ブーツをお届けしたところなので、季節感めちゃくちゃなデリバリーですみません。
もともと、2年半前にMoc-Trekなるものを作りましてね、その製品版を持っている人は多分二人とかです。今はもう受注していないです。
製品紹介にも書いているように”心の赴くままに、徒然なるままに”作って、楽しくカッコいいモノだったんですが、もちろんいろいろと課題のある作りだったものを、”いい感じ”にしました。
というか、Moc-Trekを作る時の2択のうちの1つだった「シンプルにドレスシューズにする」という道。
ドレスシューズにブラッシュアップするにあって、いくつか変更を加えました。
ストラップが通るところ(二の甲)の立ち上がりが必要ということで、Moc-Trekとは木型を変えて、Mil-Dressと同じ甲が高めの木型を採用しています。
バックルもドレスらしくキリッとした印象を与えるための真鍮金具に。
少し全体に丸みを帯びて量感のある金具が、ドレスとカジュアルの中間的なスタイルであるTストラップシューズに合う。
トゥのモカステッチは好みが分かれるポイントではあるけど、プレーンだと丸い印象が強くなるので、モカステッチで少し角張った”かたい印象”にしています。(横からみた印象の話)
ソールの仕様はMil-Dressと同じ、レザーソール+Vibramハーフソール。茶色は特にコバの色味がいい塩梅ですよ。
革はいつものCalfに、Goat×Calfのコンビも。薄い靴下で履くときにはGoatの足馴染みはおすすめです。
そして新しく加わったOiled Buffalo(バッファロー)。
バッファローはCalf系の革と違ってキメが荒く、特にシワと小キズもあるので、甲部分は床面使い(革の裏面/スエード)にしています。毛羽だったスエード面をオイルで寝かせて仕上げてありますが、もともとわりと整った毛羽なのできれいに寝てくれてます。オイルが抜けてきたらそのまま毛並みを整えてもいいし、またオイルを入れて寝かしてもいい。お好みでどうぞ。たこ焼きにソースとマヨネーズをバカほどかけるタイプの僕はオイルもたっぷり塗ります。
*すべて表革の仕様はRASSEMBLE別注。
Dressと銘打ったものの、茶色は断然カジュアル顔。夏のグルカショーツに合わせるのもいい。
Milシリーズに引き続き、古着/ヴィンテージのヤれた表情にも抜群に合う、”ちょうどよく、抜けたヤツ”です。グルカサンダルやレザーサンダルのその手前ってところ。
トゥのボリューム、甲のくり抜きの広さ…etc、って多分毎回言ってるけど、カジュアルとドレスのちょうどいい間なんじゃないかと。
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model: T-Dress
material: Calf、Goat×Calf、Buffalo×Buffalo Back
price: ¥74,800- (68,000+tax)
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→一部サイズのみOnline Storeにアップしました。
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【Goat×Calf】
Thirty Thirty 金沢
Thirty Thirty 新潟
RAZE
loftman B.D.
MusterWerk
REUTER
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【Calf】
LICLE
VELVET
RASSEMBLE
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【Buffalo×Buffalo Back】
Euphonica
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【Buffalo】
RASSEMBLE
リンクはStockistsより